<店長のつぶやき_VOL200> 10.09.19


最近、輸入量の増加に伴って、いろんな種類の
スペイン産の生ハム(イベリコ豚)が販売されるように
なってきたので、先日、生ハム(パレタ・セラーノ)を
アウトドアーで楽しもうという飲み会を友人宅(7名)
で実施しました。

今回の生ハム、パレタ・セラーノについてですが、
イベリコ豚・赤身の多い前足のことです。

日本各地の漁港で冬場に見られる、鮟鱇の吊るし切りを
真似て、釣り糸にぶら下げた生ハムおよそ4キロ。
ただし、半分は骨です。

気温が高いせいで、普段固まっている旨みのある脂が
少し溶け出したので、店長が手袋(2重)をして、カットに
挑戦しました。
元々手先が不器用なこともあり、本来、とても薄く
約1_位の厚さに切らなければならないのに、どうしても
薄く切ることが難しく、厚切りベーコンのようだと
言われてしまいました。

味はとてもよいのに、残念なコメント!

やはり、カット専用の台を買って室内でじっくりと
腰をすえてスライスすることが適切だと痛感しました。

後日、残りをジャガイモの細切とともに炒めたら、
風味といい、味わいといい、絶品でした。