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菅(すげ)の小笠に揃いの着物 苗もそろへば気もそろふ 三 山崎延吉作 早苗うゑましょ眞すぐに植ゑう すぐは神様およろこび ★早苗(さなえ=苗代(なえしろ)から田へ移し植える稲の苗) 六月五日、田植え式の式典は午前十時から岡部熱田神宮宮司を斎主(さいしゅ=祭事を行う 人)として、県内各郡市の神職約三十名の奉仕によって厳かに行われました。 この日の来賓は外人を含め七百余人、参観者は七万余人ともいわれ、鉄道院は名古屋・岡崎間に三回、豊橋・岡崎間に二回の臨時列車を増発し、西尾線では車両不足のため無蓋貨車(むがいかしゃH覆の無い貨物車)での臨時列車を運転して乗客輸送に努めましたが、乗車不能者が続出しました。 |
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