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また、抜穂式の重要さと清浄さを示す意味から、古いしきたりの『河原御祓い』(かわらおはらい)別称『大祓いの儀』を抜穂式の前日に行う事となり、場所として白砂青松(はくしゃせいしょう=白い砂浜が広がり、青い松の木が生い茂っている美しいさま)の景色のよい、矢作川に架かる美矢井橋の上流大聖寺河原(だいしょうじがわら)が選定されました。九月十章後三時より、勅使(ちよくし、天皇のお使い)北郷久政掌典を迎えて行われました。この日の参観者は約三万人と言われています。 ※今も記念の石碑が美矢井橋上流の堤防上に立っています。 翌二十日午前十時より『抜穂の儀』式が・北郷久政掌典によって行われました。式場は、東西約三十メートル、南北約二十五メートルの長方形の土地に白砂を敷き、茅葺き(かやぶき=茅でふいた屋根)の神殿・神饌舎・稲實殿(いねのみどの)・幄舎などを建て、幔(まん=上からたらす幕)が張られました。 |
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